何cm余裕をみるのがいいのか試行錯誤した結果が以下の表です。
なのでこの領域を差し引きした裄丈の採寸を求めるのなら、自身の携わるブランドのことだけでなく、テーラリングやファッションの流行や人間工学などにも造詣が深い一流フィッターを見つけることができない限り、実現は難しいと思います。しかし一流のフィッターと出会うのも難しいので、じっくり時間をかけて、どの程度の余裕をもたせた長さにするか自分で決めるのが現実的かなと思います。
この一覧表を少しかみ砕くと以下の表になります。
腕を曲げたときの袖口の位置と、伸ばした腕の袖口のふくらみにも注目して見てください。
また、実生活においては腕を前に出した状態よりも、曲げた状態の方が多いので曲げた状態 の写真を選んであります。
腕を曲げたときの袖口の位置と、伸ばした腕の袖口のふくらみにも注目して見てください。
また、実生活においては腕を前に出した状態よりも、曲げた状態の方が多いので曲げた状態 の写真を選んであります。
「個人の好み」「体形」「動きの癖」などが反映されたものなので、普遍的な数値ではありません。
手持ちのシャツの多くがナポリ製ということもあり、その空気を含んだような立体的で柔らかい縫製の持ち味も活かすべく少し長めの裄丈88cmあたりが、個人的には最良だという解に至りました。職場での服装は、フォーマル~ややカジュアルです。スーツは着ません。
社外の人とも会うことも考慮してスーツに合わせる白シャツなどは「端正な佇まいの美しさ」を良しとするビジネスの場における伝統的な美意識(※1)に合う86cmあたりにしました。
手持ちのシャツの多くがナポリ製ということもあり、その空気を含んだような立体的で柔らかい縫製の持ち味も活かすべく少し長めの裄丈88cmあたりが、個人的には最良だという解に至りました。職場での服装は、フォーマル~ややカジュアルです。スーツは着ません。
社外の人とも会うことも考慮してスーツに合わせる白シャツなどは「端正な佇まいの美しさ」を良しとするビジネスの場における伝統的な美意識(※1)に合う86cmあたりにしました。
たかだか2cmほどの違いですが「エレガント」「こなれ感」「清潔感のある佇まい」「端正な雰囲気」など着心地と見た目の印象は随分と変わります。
「〇cmあたり」として〇cmとはっきりと言い切らなかったのは理由があります。
はじめに測った裄丈で一律に揃えようとしたところ実際には、ワイシャツの生地の持ち味に合わせて0.5cm前後で長さの個別調整をした方が着心地も見た目もよいという結果になったためです。数値化できる余裕分を機能的余裕とすると、この数値化しにくい余裕分は美的余裕と言えるでしょう。ワイシャツのデザイナーとそれを着る自分のこだわりや美意識が反映される領域なので数値化はできるものではありません。裄丈の数値だけからは見えてこない、生地の柔らかさや造りなどの条件でも変わる裄丈には「個人のこだわり=個性の現れ」が反映されています。
「親指の付け根+2cm、手くるぶし+2cm、手くるぶし下」など、ざっと調べただけでも推奨されている裄丈(袖丈)の長さが異なっているのも、それぞれ理想とする姿やこだわっている部分が少しづつ異なってくるからだと考えます。
自分なりの最良の袖丈を見つけるためには、着用イメージを具体的に膨らませ自分の動きにシャツがあっているかをじっくり見極める必要があります。試着時の一瞬の感覚ではなく「実生活での着用時の感覚+個性」を反映させていくわけですから、数値化したマニュアルに従って採寸するだけでは見えてこない裄丈の領域があるためです。
この「数値だけからは見えてこない領域の採寸」は、いわゆる採寸の技術を習得しただけではできません、もう数歩踏み入る必要があります。緻密でアーティスティック(心の機微や芸術的な複雑さと細やかさの表現の豊さといったもの)なワザを、十人十色の体型と好みをもった不特定多数にも行える技量が必要だからです。
「〇cmあたり」として〇cmとはっきりと言い切らなかったのは理由があります。
はじめに測った裄丈で一律に揃えようとしたところ実際には、ワイシャツの生地の持ち味に合わせて0.5cm前後で長さの個別調整をした方が着心地も見た目もよいという結果になったためです。数値化できる余裕分を機能的余裕とすると、この数値化しにくい余裕分は美的余裕と言えるでしょう。ワイシャツのデザイナーとそれを着る自分のこだわりや美意識が反映される領域なので数値化はできるものではありません。裄丈の数値だけからは見えてこない、生地の柔らかさや造りなどの条件でも変わる裄丈には「個人のこだわり=個性の現れ」が反映されています。
「親指の付け根+2cm、手くるぶし+2cm、手くるぶし下」など、ざっと調べただけでも推奨されている裄丈(袖丈)の長さが異なっているのも、それぞれ理想とする姿やこだわっている部分が少しづつ異なってくるからだと考えます。
自分なりの最良の袖丈を見つけるためには、着用イメージを具体的に膨らませ自分の動きにシャツがあっているかをじっくり見極める必要があります。試着時の一瞬の感覚ではなく「実生活での着用時の感覚+個性」を反映させていくわけですから、数値化したマニュアルに従って採寸するだけでは見えてこない裄丈の領域があるためです。
この「数値だけからは見えてこない領域の採寸」は、いわゆる採寸の技術を習得しただけではできません、もう数歩踏み入る必要があります。緻密でアーティスティック(心の機微や芸術的な複雑さと細やかさの表現の豊さといったもの)なワザを、十人十色の体型と好みをもった不特定多数にも行える技量が必要だからです。
なのでこの領域を差し引きした裄丈の採寸を求めるのなら、自身の携わるブランドのことだけでなく、テーラリングやファッションの流行や人間工学などにも造詣が深い一流フィッターを見つけることができない限り、実現は難しいと思います。しかし一流のフィッターと出会うのも難しいので、じっくり時間をかけて、どの程度の余裕をもたせた長さにするか自分で決めるのが現実的かなと思います。